豊島区立熊谷守一美術館のトップページへ
トップ熊谷守一について収蔵作品 油絵・墨絵・書施設案内 アクセス美術館だより

守一のこと2

美術館館長・熊谷 榧

戦争中も本当の時局が分かるからと新聞の株式欄を見ていたが、株は持ったこともなく金もうけとも縁がなかった。軍に強制されて、誰かれのように派手に戦争画を描くこともなく、なるべく目だたないようにそっと生きてきた。何げない身の回りをじっと見つめて、描きたいときだけ描いた。晩年絵が売れるようになって画商にせつかれてさぞ辛かっただろう。文化勲章も「お国のために何もしたこと無いから」と断ったが、もともと勲章というものが一番嫌いだった。

守一の絵を見て下さる方も、表現された画面だけでなく、守一の見かた生きかたを感じとってもらいたい。


熊谷 榧(くまがい かや)
画家・彫刻家。1929年、熊谷守一の次女として東京に生まれる。日本女子大学卒業後、絵画と登山をはじめ、「山・雪・人」のテーマで油絵の個展を150回以上開催する。画文集を出し石彫や作陶もする。1985年、父の旧居に熊谷守一美術館を創る。2007年、豊島区に守一の全作品を寄贈し豊島区立熊谷守一美術館の初代館長になる。

前に戻る


油絵 熊谷守一 自画像

守一(モリカズ)のこと
熊谷守一 略歴
絶筆「アゲ羽蝶」について
印刷用地図[PDF表示]
美術館だより
Q & A
Copyright(C) 2007-2017 Cultural Design Section of Toshima City, All rights reserved.